これまで仕立てたどんなスーツとも違う特別な1着が欲しかった
オーダーのポイント
H様はある企業を経営されている方です。DAVID LAYERのオーダースーツを気に入ってくださりご愛用いただいております。
今回のご要望は「これまでとは違う特別な1着」でした。お仕事のためにスーツを仕立てるお客様が多いのは事実です。しかし、実は同じくらいの特別な日のためにスーツを注文される方もいます。
それはおそらくスーツがどんなシーンにも相応しく、上品で洗練された印象を与えるためでしょう。パーティーやイベントはもちろん、演奏会などオーダースーツはありとあらゆる場面に対応できます。
ネイビーとボルドーの生地で仕立てました。ネイビーは見る人の心を穏やかにする効果があります。ボルドーは充実や安定を感じさせるといわれます。
色を組み合わせて、部分ごとに使う色を変えることで、輪郭がはっきりとわかり、パーティーなどに相応しい華やかなスーツに仕上がりました。
袖や衿の部分に深みのある暖色系のボルドーを使い、ほかの部分にネイビーを使うことで1着のジャケットのなかで明暗を表現し、シルエットが美しく見えるスーツになりました。
完璧な採寸でプライベート用もこだわって調整
実際に今回のスーツはプライベート用ということで少しゆとりのある状態で仕立てました。
お客様のなかには、「スーツごとに毎回採寸したくない」という方や「採寸した上でさらに好みにあわせてサイズを変えたい」という方もいます。もちろんこのようなご要望もDAVID LAYERで承りますのでお気軽にお申し付けください。
当店ではお客様の採寸データを厳重に保管しております。以前ご注文してくださった方であれば全く同じサイズのスーツを採寸せずに仕立てることもできます。
今回のH様のように計測した元のデータからシーンにあわせて少し余裕のあるサイズ感にしたり、逆にタイトにしたりするなどテーラーによる調整も可能です。DAVID LAYERは0.5㎝刻みの採寸を採用しています。そのためお客様のご要望にあわせた理想的な調整ができます。
H様のようなご希望以外にも、お仕事にあわせて細部を変更したり、体型のお悩みにあわせて補正できるように変更したりする場合もあります。
オーダースーツは、身体にピッタリのスーツしか仕立てられないのではないかと考える方もいらっしゃるかもしれませんが、当店のオーダースーツの場合、ほとんどのご希望を叶えることができますのでぜひ一度ご相談ください。
特別な赤を羽織る!日本製の生地を使ったバイカラーのスーツ
裏地の見た目にも徹底的にこだわり、日本製の生地を使って見えない部分(機能)も充実したスーツに仕上げました。
赤の裏地に込められた意味
赤にはさまざまな意味があります。たとえばアジアでは古来より太陽や火、血の色という発想から生命(エネルギー)の象徴とされてきました。その影響か、日本では平安時代にはすでに魔除けの意味をもち、現在でも振袖や巫女の衣装などに使われています。鳥居が赤いのはそのためです。
今回はそんな特別な色である赤を裏地にも使いました。それによって明るく特別な日にふさわしいスーツに仕上がっています。
ウール100%の日本製の生地
あまり知られていませんが、世界三大ウール産地の1箇所は日本(尾州)です。豊かな水とほど良く温かい気候があり、織物産地に適しています。
日本製生地はイギリス製の生地と近く、厚手で耐久性があり丈夫です。触ったときにふっくらしていて独特の柔らかさがあります。
さらに日本で織られた生地の特徴として、機能が挙げられます。メーカーによっても変わってきますが「しわになりにくい」「臭いがつきにくい」「体温の変化にあわせて冬は暖かく夏は涼しい」などがいわれます。
また、色に関してもあまり派手でなく、落ち着いた生地が多いためスーツに適しています。
色や柄で魅せる!今までにない運命の1着
オーダースーツの色を選ぶ際のポイント
▼与えたい印象から決める
着る場面を前もって想定できる場合には、与えたい印象から選ぶと着やすいスーツになります。たとえば同じネイビーでも暗いネイビーであると、真面目な印象になります。明るいネイビーであると意欲的な印象になります。
華やかなシーンでよく用いられるベージュだと柔らかく穏やかな印象になり、それよりやや暗いライトブラウンではさらに落ち着いたクラシカルな印象になります。
このように色によって大きく印象が異なるので、使いたいシーンや相手などをテーラーに相談することが大切です。
▼自分に似合う色を考える
色を選ぶポイントとして、似合う色かどうかも重要です。最近ではインターネット上で自分の顔のパーツなどの色味を入力し、実際に似合う色を教えてくれるパーソナルカラー診断などもあります。
もちろん、当店でご注文いただく場合にはプロであるテーラーが責任をもって対応いたしますが、注文する前に何色が自分にあっているか調べてみるのも良いかもしれません。
ただ、もし調べて似合わない色味であっても一度ご相談ください。同じ赤でも明るい派手な色と暗く落ち着いた色があるように、同系色のなかで似合う色があることも考えらえます。
また、どうしても好きな色を使いたいときには、小物や靴などをその色にしてアクセントにするなどの方法もあります。
オーダースーツの柄を選ぶ際のポイント
▼柄の意味で決める
柄には全てではないものの歴史があるものや意味が深いものがあります。そういった点から柄を選ぶのもおすすめです。
ウインドウペーンという柄はイギリスでかつて流行した柄です。諸説ありますが当時の家の細い窓枠が由来といわれています。そのためクラシックな印象になります。
また、チョークストライプは「バンカーストライプ」と呼ばれていました。これは銀行員がよく着ている柄だったためです。チョークストライプは現在でもシンプルでどんな場面でも上品な印象を与えられる柄です。
▼シーンから考える
シーンから考えるのも定番ですが1つの方法です。たとえばビジネスシーンで着る場合には、柄の細いものを選ぶと落ち着いた印象を与えられます。面接や商談など誠実さを伝えたい場面では、ストライプなどの柄にすると安心です。パーティーなどで着る場合にはチェックや水玉など大きくて目立つ柄を意識すると上手くいきます。ただ全てを目立つ柄に揃えるとコーディネートが難しくなるため、プロであるテーラーと相談しながら一番良い組み合わせを探してみてください。
▼理想の体型をイメージする
体型を意識して選ぶことがあっても良いと考えます。たとえばスマートに見せたい場合にはペンシルストライプがおすすめです。スーツでストライプ柄というとシャドーストライプやピンストライプを想像する方も多いですが。これらはどちらも線が控えめであり、遠くから見た場合や明るくない場合は無地に見えてしまいがちです。しかし、ペンシルストライプは鉛筆の太さ程度のストライプがしっかりと入っているので無地に見えることがなくシャープで整った印象を与えられます。
反対に、体を大きく見せたいという場合もあるでしょう。その際にはできるだけ大きな柄を選んでください。また、基本的にストライプやチェックも細かくなればなるほどスマートに見えるので柄の間隔を広げることで体を大きくみせることができます。
当店の特別な生地とカスタム可能なアイテム
DAVID LAYERの生地
日本製ブランドはもちろんのこと、ロロ・ピアーナやエルメネジルド・ゼニア・ベイトマン・オグデンといったスーツの本場ヨーロッパのハイブランドもご用意。ブランドいよって質感の違うオーダースーツを纏うと他とは違うセレブリティな装いを感じていただけます。
スーツを際立たせるアイテム
オーダーシャツはスーツと完璧に調和する色や柄を選び、体型にぴったり合わせて仕立てることで、全体のバランスを整えます。襟やカフスのデザインまで自分好みにカスタマイズできるため、個性を演出するのに最適です。
ネクタイもオーダーすることで、スーツとシャツに完璧に合う色合いや柄を選ぶことができ、統一感を持たせます。素材や幅も自由に選べるため、細部までこだわりを反映できます。
DAVID LAYERではオーダーのこだわりはスーツだけではなく、見えにくい小物にもこだわって欲しいという願いがあります。オーダーベルトは、スーツにぴったりの長さとデザインを選ぶことができ、高品質な革と仕立てによって耐久性とスタイルを兼ね備えます。
オーダーシューズは足に完璧にフィットし、見た目も美しく仕上がります。高品質な素材と職人の技による靴は、全体のコーディネートを一段と引き立て、完璧なトータルルックを完成させます。
オーダースーツDAVID LAYER。 生地が15,000種類以上、裏地とボタンを合わせて 2,000種類以上、日本一豊富に揃えております。現代のスーツはもう仕事着ではありません。プライベートでもビジネスの場でも、スーツで 自分を着飾ることによって、どんな自分にもなれる! DAVID LAYERでは着る方の個性を最大限に引き出し、その方の名刺代わりになるような運命の一着。そして、世界で一つだけのオーダースーツを作らさせていただきたいと思っております。