
世界に通用する「和」の存在感。狐面をあしらったオリジナル生地
スーツの持つ印象とその効果
海外を拠点に、デザイナー・フォトグラファーとして活躍されているお客様より、今回ご注文をいただきました。ご依頼いただいた背景には、「海外でのパーティーおよび展示会に相応しい、和のコンセプトを取り入れた特別な装いを」とのご希望がありました。
お客様は、日本文化への深いリスペクトと共に、それを現代的なファッションに落とし込む独自のスタイルを追求されています。そのようなお客様の想いにお応えすべく、私たちは全力でご提案・制作に臨ませていただきました。
今回のスーツは、デザイン性はもちろんのこと、着用される場の「空気感」にもフィットすることが求められました。パーティーや展示会、そして舞台であるファッションショーでは、遠目からでも存在感を放ち、写真や映像にも映える装いであることが大切です。「和柄×無地」のバイカラー構成によるドレッシーなオーダースーツです。ジャケットの片側にDAVID LAYERの和柄生地を大胆にあしらい、もう片側を深みのある無地で仕立てることにより、左右で表情の異なる独創的なビジュアルが生まれました。

完璧な採寸でプライベート用もこだわって調整
当店では、0.5㎝刻みの採寸を採用し、お客様一人ひとりの体型やご要望に合わせた理想的なスーツをお作りしています。何よりも「自分にぴったりのサイズ」で結構される為、一般のオーダースーツよりも新しい体験を広げることができます。 毎回採寸データを保管しているため、少しのフィット調整や、同じサイズでの再次製作も可能です。 生地によって手触りや厚さ、着心地が異なるため、お客様に最適な仕上がりとなるよう、細かな調整も行っております。サイズ感やデザインでお困りの際は、ぜひ一度ご相談ください。ご希望を叶える一着をお届けいたします。
ファッションショーで使用した独特の生地


今回使用した生地は、デザイナーDAVID LAYERが手がけた特別なテキスタイル。日本の伝統的な「狐面」のモチーフを取り入れた独創的なデザインで、海外のファッションショーでも披露され、非常に高い評価を得ているものです。和の神秘性や幻想性を象徴する狐面は、単なる装飾ではなく“物語性”を持つモチーフ。DAVID LAYERの手により、現代的で洗練されたアートとして昇華されています。
この生地が持つ「日本文化の象徴」とも言える力強さと、視覚的なインパクトは、まさに今回のテーマ「和の精神性をまとう」にふさわしいものでした。そして何より、既に海外のファッションショーで使われた実績を持つこの生地は、国境を越えてもなお視線を惹きつける独特の存在感を放ちます。
和を演出した一品

▼伝統文化をモダンに表現できるデザイン性
和柄オーダースーツは、日本の伝統的な文様や意匠(例えば、麻の葉、亀甲、七宝、唐草など)を生地に取り入れることで、和の文化をモダンファッションに昇華させた装いが可能です。格式のある場や海外でのシーンでも、「日本らしさ」をスタイリッシュに表現できます。
▼一点ものの個性と高い注目度
和柄は柄そのものに意味や物語性が込められているため、同じパターンでも色や配置によって印象が大きく異なります。オーダーメイドで仕立てることにより、他にない“自分だけの1着”が完成し、パーティーやイベントなどで視線を集める個性的なスタイルを演出できます。
和を演出した一品
伝統文化をモダンに表現できるデザイン性
和柄オーダースーツは、日本の伝統的な文様や意匠(例えば、麻の葉、亀甲、七宝、唐草など)を生地に取り入れることで、和の文化をモダンファッションに昇華させた装いが可能です。格式のある場や海外でのシーンでも、「日本らしさ」をスタイリッシュに表現できます。
一点ものの個性と高い注目度
和柄は柄そのものに意味や物語性が込められているため、同じパターンでも色や配置によって印象が大きく異なります。オーダーメイドで仕立てることにより、他にない“自分だけの1着”が完成し、パーティーやイベントなどで視線を集める個性的なスタイルを演出できます。
狐の面と和の花柄 — 日本文化が織りなす静と動の美
狐の面は、古来より神秘性と変化の象徴とされ、神事や祭事にも用いられてきました。その姿は見る者に強い印象を与え、どこか幻想的で、まるで物語の中に引き込まれるような空気感を漂わせます。静かに佇むその存在は、装いに深みと緊張感を与え、ただの装飾にとどまらず、まさに“語る柄”としての力を持っています。
一方で、和の花柄は、桜や菊、梅など、日本の四季や自然を繊細に表現した優美なモチーフ。柔らかな曲線と色彩が、スーツ全体にやさしさや華やかさを添え、狐面の持つ力強さとの対比が美しい調和を生み出しています。
この2つのモチーフが共存することで、緊張感と安らぎ、静けさと華やかさという相反する要素が一つのデザインの中で調和し、見る人を惹きつける奥深い世界観が完成しました。
DAVID LAYERの生地
当店の特別な生地とカスタム可能なアイテム
日本製ブランドはもちろん、ロロ・ピアーナ、エルメネジルド・ゼニア、ベイトマン・オグデンといった、スーツの本場ヨーロッパのハイブランドも取り揃えております。ブランドごとに異なる質感のオーダースーツを纏うことで、他とは一線を画す洗練されたセレブリティな装いをお楽しみいただけます。

和柄のオーダースーツを際立たせるアイテム
和柄や花柄のオーダースーツをより引き立てるためには、シャツ選びが重要です。柄に柄を重ねると全体の印象がぼやけてしまうことがあるため、ここでは無地のシャツを選ぶのが効果的。特にホワイトシャツは清潔感があり、フォーマルな場でも安心して着用できる万能アイテムです。反対にブラックシャツを合わせると、スーツの華やかさを引き締め、モードでスタイリッシュな印象に仕上がります。柄が映える土台として、シンプルながらも質の高いシャツを選ぶことで、スーツ全体の完成度がぐっと高まります。
和柄や花柄スーツに合わせるポケットチーフは、上品なアクセントとしておすすめのアイテムです。スーツと同柄のチーフを合わせれば統一感が生まれ、違う柄を選べばコーディネートに奥行きが出ます。特に、桜や波紋、麻の葉など日本らしい文様を取り入れたチーフは、和の要素をさりげなく引き立てる役割を果たします。素材はシルクや綿など柔らかく光沢のあるものを選ぶと、胸元に華やかさが加わります。ポケットチーフは小さな面積ながら、印象を大きく左右する名脇役です。
和柄や花柄のスーツに合わせるネクタイや蝶ネクタイには、組紐や和柄生地を取り入れたものがよく映えます。ネクタイはコーディネートの中心となるアイテムであり、その素材や柄次第で装い全体の印象が決まります。例えば、和柄スーツに合わせて桜や市松模様などのモチーフが入った和柄ネクタイを選べば、和のコンセプトがより強調されます。また、組紐風の立体感ある蝶ネクタイは、パーティーシーンでも目を引くアクセントになります。伝統とモダンを融合させたアイテムで、ワンランク上の装いを実現します。

日本 和のコンセプトを用いたドレッシーな1着をご希望されており、和柄✕無地のバイカラーオーダースーツをご提案させていただきました。和柄のカラーと組み合わせインパクトがはっきりと残るようにご提案させていただきました。