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オーダースーツならではの工夫光る!秋冬に相応しいキュートなスーツ

交流会や勉強会で着られる特別なオーダースーツが欲しかった

オーダーのポイント

S様は保健業界で仕事をされている方です。DAVID LAYERには今回はじめてご来店されました。ご要望は秋冬用のスーツで「お客様のご自宅への訪問をはじめ、交流会や社内勉強会など様々な場面で使える1着」でした。さらに「せっかくのオーダースーツなので派手なものは無理でもどこかオーダーならではの良さを演出できないか」とも仰ってくださりました。
スーツは会社や結婚式などで着ることが多いためオシャレに作るのは難しいと思うかもしれません。しかし、だからこそ実は細かな部分で差がつく服装でもあります。

ネイビーのツイード生地を使いました。ネイビーにはリラックス効果があります。
そこに目を惹く、遠くからではわからない細い赤のラインを重ねることで、穏やかななかにもアクセントのあるチェック柄にし、上品で個性をもったスーツに仕上がっています。
またチェックは、ツイード生地の発祥の地であるスコットランドでも伝統的な柄です。心理学的には視線を分散させる効果があり、体型をよりスマートに見せられます。風景にも馴染みやすいので、取引先やお客様のご自宅など初めて伺った場所でも目立つことなく自然な印象を与えられます。

Navyblue suit

完璧な採寸で生地が厚くても着膨れ感なし

今回は秋冬用のスーツということで生地に比較的厚みのあるツイードを使いました。こういった場合によく聞かれることが、「生地が厚めだと着膨れするのではないか」や「きつく感じてしまうのではないか」という不安です。
S様も同様のことを心配されていましたがDAVID LAYERであれば大丈夫ですのでご安心ください。
身体にあわせて細かく採寸し、ぴったり仕立てることはもちろん、お客様が望んでいるサイズ感で仕立てることもできます。
当店では、0.5㎝刻みで採寸をしているため、こうした好みにあわせたサイズの変更が可能なのです。S様は少し余裕のあるスーツがご希望だったため、ジャケットの下にニットを着られるサイズ感にしました。
S様のようなご希望以外にも、身体の特徴にあわせて細部を変更したり、体型のお悩みにあわせて補正できるように変更したりする場合もあります。
秋冬用のスーツでは、過ごす場所の気温やスーツの使い方によって厚みのある生地を使うこともありますが、当店のオーダースーツの場合、着膨れし不格好になるということはありませんのでぜひ一度ご相談ください。

実った果実も冬を越える!防寒性の高いネイビーのスーツ

秋冬にぴったりな質感と手触り、キュートな裏地で出会う人にも暖かさが伝わるやさしいスーツに仕上がりました。

Navy suit Fruit handkerchief
Navy suit Lining

秋冬にぴったり!防寒性の高いツイード生地

イギリスやスコットランド発祥のツイード生地は、なんといっても着ていてとても暖かいという特徴があります。イギリスやスコットランドの周辺は昔から1年を通して曇りがちで、雨が多く寒いため厚手のツイード生地が好まれました。ツイード生地が暖かいのは使われている太くて短い羊毛が空気を含み、層となって保温効果を生むからです。
また、ツイード生地は太い羊毛を使うために、丈夫で耐久性もあります。
使い込むほどに柔らかくなるので秋や冬のスーツに適しています。

裏地は瑞々しいフルーツ柄でキュートに!

洗練されたネイビーのスーツの裏地には美味しそうなフルーツ柄の生地を使っています。外側の落ち着いた深い色味と内側のキュートな明るい色味の差こそオーダースーツにしかできない至高のオシャレです。
また、フルーツの柄にはそれぞれ意味があり、オレンジやグレープフルーツは長寿、レモンは金運アップ、ぶどうは繁栄、りんごは愛、桃は魔除け、いちごは家庭の幸福などがいわれています。
「果実」には成果という意味もあり、大変縁起の良い柄です。

仕立てたからこそできるオーダースーツの魅力

ボタンやボタンホールの意味

そもそもスーツの袖にボタンが付いている理由は諸説あり、有名なのは、ナポレオンがロシア帝国に遠征した際に、兵士が寒さで鼻水を出し、それを袖であまり拭うので鼻水を拭かせないためにボタンを付けたというものです。ほかには、袖を捲りやすくする目的で付けられたということもいわれています。
また、襟元にあるフラワーホール(ブートニエール)は、19世紀にフラワーホールに花を挿すファッションが人々の間で流行したことや、男性がプロポーズする際に花束お送り、その花の一輪を女性がフラワーホールに挿すことで気持ちを示したことが由来です。
しかし、いずれも現在ではそのような元々の意味をほとんどなくし、装飾の意味で付けられています。オーダースーツはあえてこのような装飾にまでこだわることでより特別で上品な一着に仕立てることもできます。

オーダースーツでボタンを選ぶポイント 

▼ボタンの数

スーツ袖のボタンの数は、イギリスやスコットランドなどで元々出身地を表すのに使われていたそうです。しかし、現在の日本にはそのような文化はなく、オーダースーツでは好みにあわせて好きな数を付けます。
3個や4個が一般的ですが、全く付けない方もいます。ただ個数は増えるほどクラシックな印象に、少なくなるほどカジュアルになるのでプロに相談して決めるのがおすすめです。

surgeon's cuffs

▼ボタンの種類

スーツに付けるはボタンは以下のものが代表的です。
ポリエステルボタン
ポリエステルのボタンは低コストであることが特徴で加工しやすく、一見すると水牛のようなものもあります。
ナットボタン
ヤシの実の種を原料にしてつくられたナットボタンもよく使われます。基本的には乳白色ですが、染めることもでき、染めると独特な風合いが出ます。
貝ボタン
貝ボタンはその名の通り貝殻を使ったボタンです。白蝶貝、黒蝶貝、茶蝶貝などには独特の光沢感があり、ワイシャツなどにもよく使用されます。
水牛のボタン
高級感があり、耐久性が高いのが特徴です。角の先端を使ったより高級な「タツ」と切り開いて板上にした部分の「イタ」があります。

▼ボタンの仕様

スーツではボタンの付け方にも種類があります。
並び付け
もっともオーソドックスな付け方です。ボタンを一列に隙間なく整列させて付けます。既製スーツはほとんどこの付け方でフォーマルな印象になります。
重ね
一部を重ねて付けます。そうすることで手元に立体感が生まれ華やかな印象になります。冠婚葬祭など特別な場面に着る目的の場合、この重ねボタンがおすすめです。
開き見せ
開き見せは実際にはボタンホールが機能せず、刺繍とボタンによって美しく見せる仕様です。

▼【ここで魅せる】本切羽

実際にボタンホールを開け、ボタンが機能する仕様のことを本切羽といいます。
医者が腕まくりをするために考えられたため「ドクターカフ」とも呼ばれます。
しかし現在、本当にボタンを開けて腕まくりする方はおらず究極の遊び心です。オーダースーツに多い仕様で今回ご依頼いただいたスーツも本切羽になっております。

オーダースーツでボタンホールを選ぶポイント

▼ボタンホールの種類

鳩目
鳩目のボタンホールはその漢字からわかるように鳩の目のような形をしています。
目のような端の部分にボタンを止めた糸の束などが入るようになっています。
眠り穴
眠っている目のように見えることからそう名付けられたといいます。
スーツでは開き見せなどに使われることがあります。片側が丸くなっているのが特徴です。
玉縁
アウターなどに主に使われるボタンホールです。やわらかいため婦人服などによく使われます。

▼ボタンホールの仕様

機械縫い
機械で縫ったボタンホールは手縫いに比べて手間がかからないためダメであると評価する人もいますがそうとは限りません。確かに手縫いはプロが細かい調整を行うので着心地が上昇します。しかしボタンホールの美しさだけを考えるとまっすぐな線でキレイに見えるのは機械縫いです。
たとえば実際に使わないボタンホールであれば、機械で縫ったほうが良い場合もあります。
手縫い
オーダースーツと既製スーツの違いが表れるところです。止めたり外したりする箇所の場合はなお顕著で着心地が変わります。
手縫いの丸みを帯びた不揃いともいえるボタンホールは、プロが時間と手間を惜しまず仕立てた証明であり、マニアにとっては大変カッコイイ部分になります。

▼【ここで魅せる】フラワーホール​

現在ではフラワーホールが付いていないスーツも見かけます。なぜなら、かつてのように実際に閉めることは考えられませんし、社章をつけたり花をつけたりする機会も減っているからです。
しかし、伝統的な意味や細部までスーツにこだわる場合は付けるのがおすすめです。
理由は単純で使わないところまで作り込んでいるということ自体がほぼオーダースーツにしかできないことだからです。
今回ご紹介したS様スーツではフラワーホールと袖口のボタンホールをワインレッドにしました。これにより世界のどこにもない特別1着になっております。

当店の特別な生地とカスタム可能なアイテム

DAVID LAYERの生地

日本製ブランドはもちろんのこと、ロロ・ピアーナやエルメネジルド・ゼニア・ベイトマン・オグデンといったスーツの本場ヨーロッパのハイブランドもご用意。ブランドいよって質感の違うオーダースーツを纏うと他とは違うセレブリティな装いを感じていただけます。

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スーツを際立たせるアイテム

シャツ

オーダーシャツはスーツと完璧に調和する色や柄を選び、体型にぴったり合わせて仕立てることで、全体のバランスを整えます。襟やカフスのデザインまで自分好みにカスタマイズできるため、個性を演出するのに最適です。

ネクタイ

ネクタイもオーダーすることで、スーツとシャツに完璧に合う色合いや柄を選ぶことができ、統一感を持たせます。素材や幅も自由に選べるため、細部までこだわりを反映できます。

ベルト

DAVID LAYERではオーダーのこだわりはスーツだけではなく、見えにくい小物にもこだわって欲しいという願いがあります。オーダーベルトは、スーツにぴったりの長さとデザインを選ぶことができ、高品質な革と仕立てによって耐久性とスタイルを兼ね備えます。

シューズ

オーダーシューズは足に完璧にフィットし、見た目も美しく仕上がります。高品質な素材と職人の技による靴は、全体のコーディネートを一段と引き立て、完璧なトータルルックを完成させます。

お客様の声

初めてのオーダーで不安なことも多くありましたがスタッフの宮本さんが丁寧に対応してくださり、気に入った1着を仕立てることができました。
staff/宮本
お仕事をメインに考え、それ以外のシーンでも着やすいネイビー系をご提案させて頂きました。
ネイビーにさりげない赤のチェックを入れることで一度みたら忘れられないオーダースーツらしい上品な仕上がりになっております。
僕が皆様の特別な1着をご提案させて頂きます。

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