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コラム

上京した方必見!初めてのオーダースーツ初心者向けガイド

上京して新しい環境に飛び込むとき、人は誰もが「第一印象」に気を配ります。自己紹介の言葉より先に、相手の目に入るのが見た目です。そして、ビジネスでも就活でも日常でも、スーツ姿はその人の品格や意識を如実に表すツールとなります。

なかでもオーダースーツは、既製品にはない特別感を持ち、自分の体型や雰囲気にぴったり合った装いを叶えてくれる選択肢です。とはいえ、上京したばかりの方にとっては「高そう」「難しそう」「どこに行けばいいの?」とハードルを感じることも多いはず。
このコラムでは、東京で初めてオーダースーツを作る人に向けて、初心者が安心して理想の一着にたどり着くためのポイントを丁寧にガイドします。

Contents

なぜ上京後にオーダースーツが必要なのか?

東京では、人と違うことに価値が生まれやすく、自己表現のツールとしてのファッションが重要視されます。既製品の量販スーツでは、周囲と似たり寄ったりになってしまいがちですが、オーダースーツなら一歩抜きん出た印象を自然に演出できます。また、都市部では以下のような場面で“ちゃんとしたスーツ”が求められます。

上京直後に1着、自分に合った信頼感あるスーツを持っておくことで、あらゆる場面に対応しやすくなります。

失敗しない初めてのオーダースーツ購入ステップ

ステップ1:店舗を選ぶ

初心者向けのオーダースーツ店は、説明が丁寧で予算に合わせた提案をしてくれるかが重要です。WEBサイトの口コミや、予約制の有無、取り扱いブランドも確認しましょう。

ステップ2:予算を決める

初めてなら3万円~6万円程度の価格帯で十分です。オプションを付けすぎると予算オーバーになりやすいので注意しましょう。

ステップ3:体型を伝える

緊張する必要はありません。姿勢や肩の傾き、腕の長さなどはプロが見て調整してくれます。気になる部位があれば遠慮なく相談を。

ステップ4:色と生地を選ぶ

初回は無地のネイビーやチャコールグレーがおすすめ。どんなシーンにも合いやすく、ビジネスにも礼装にも使えます。春夏用・秋冬用で素材の選び方も変わるので、季節に応じた提案をもらいましょう。

よくある不安とその解消法【FAQ】

Q1. オーダースーツって高そうで手が出せません…

A. 初回は3〜6万円台から作れるお店が多く、既製品より少し高い程度で始められます。パターンオーダーやイージーオーダーなら、敷居も価格も低めで、必要な場面に応じた1着を用意することができます。

Q2. 店舗での採寸や会話が緊張しそう…

A. 経験豊富なスタッフが丁寧に対応しますので、心配いりません。
事前に「就職活動用に使いたい」「ビジネスでも冠婚葬祭でも使える1着がほしい」など、目的を伝えておくと安心です。プロが身体の特徴を見極めてくれるため、恥ずかしがらずにリラックスして相談しましょう。

Q3. スーツに詳しくないから、どんな色・形を選べばいいか分からない…

A. 初めての1着には、ネイビーやチャコールグレーの無地がおすすめです。
これらの色はビジネスにも冠婚葬祭にも使える万能タイプ。スタンダードなシルエットで作れば、どんな場面にも適応できます。デザインやディテールに迷ったら、まずは「シンプル・定番」を基準に選びましょう。

Q4. どれくらいで仕上がる? 急ぎでも対応してくれる?

A. 通常は4週間ほどかかります。
早めに使う予定がある場合は、注文時に納期を相談すれば、対応できる範囲で対応いたします。急ぎの場合でも、焦らず余裕を持って来店するのが理想です。

Q5. スーツの着こなしに自信がないのですが、大丈夫でしょうか?

A. 着こなしのポイントも店舗で丁寧にお伝えします。
シャツやネクタイの合わせ方、裾丈のベストバランスなども相談可能です。購入後にLINEやメールで相談できるアフターサービスを設けていますので初心者でも安心して着こなせます。

スーツを長持ちさせるためのワンポイント

せっかく仕立てたオーダースーツは、手入れ次第でその美しさと着心地を5年以上キープすることができます。以下の4つの基本的なメンテナンスを押さえることで、見た目も機能性も長く保てます。

着用後はブラッシングでホコリを落とす

スーツは一度着用しただけでも、目に見えないホコリや皮脂汚れが付着しています。これを放置すると、生地の繊維が傷んだり、虫食いの原因になります。着用後は、洋服用の専用ブラシ(豚毛や馬毛など)を使って、肩から裾に向かって優しくブラッシングしましょう。繊維の中に入り込んだ汚れも払い落とすことができ、ウール特有の艶も蘇ります。

ハンガーは厚手の立体型を使用

スーツは構造的な衣類であり、適切な保管方法が非常に重要です。細いハンガーにかけてしまうと、肩のラインが崩れたり型崩れの原因になります。スーツには、肩幅に合った厚みのある立体型のハンガーを使用しましょう。ジャケットのシルエットを自然に保ち、通気性も確保できるため、型崩れや湿気トラブルも防げます。

毎日着用せず、最低でも中1日休ませる

スーツは一日着ると湿気を吸い込み、生地や裏地、芯地が少しずつ疲弊していきます。連日着用すると乾燥する暇がなく、寿命を縮める原因になります。最低でも中1日は休ませてローテーションするようにしましょう。2~3着を交互に着回すことで、スーツの負担を大幅に軽減できます。

クリーニングは年2回程度で十分(頻繁に出しすぎない)

ドライクリーニングは汚れを落とす効果がありますが、同時にウールの油分や風合いを奪ってしまうため、頻繁なクリーニングは逆効果です。目立った汚れがなければ、春と秋などの衣替え時に年2回程度で十分です。シーズン中はブラッシングと陰干しで対応し、どうしても必要なときだけクリーニングに出すのが、長持ちさせるポイントです。

まとめ

地方から上京したばかりの方にとって、東京は刺激的で、同時に自分を試される場所でもあります。その中で、スーツという“鎧”をどう着こなすかは、自分らしさを守る手段であり、同時に新しい環境での自信にもなります。
オーダースーツは決して特別な人のものではありません。むしろ、これからの自分に投資するための、最も身近で実用的なアイテムです。自分に合った一着があるだけで、背筋が伸び、視線の先にある未来にも堂々と向かえるはずです。東京という大舞台で、あなたのスタイルを語る一着を。はじめの一歩は、オーダーから。

DAVID LAYERでは、生地約15,000種類・裏地約1,000種類・ボタン約1,000種類の中から、お客様のお好みに合わせてカスタマイズが可能です。
採寸は0.5cm刻みできめ細かく行い、お客様の体型を隅々まで測定し、身体のクセや特徴を補正できるスーツを制作します。晴れの日の一着からビジネススーツまで、いろんなシーンに合わせたコーディネートをご提案いたします。
オーダースーツは敷居が高いと思われがちですが、そんなことはありません。ご相談だけでもOKです!
お気軽にお問い合わせくださいませ。皆様にお会いできる日を楽しみにしております。